Saturday, July 16, 2016

河口


河口 @ラピュタ阿佐ヶ谷

「色恋なし!女と男のバディ・ムービー」と聞いて、京都よりはるばるみに来たのだけど・・・おもてたんとちがう、、!なんなんや、これは???と思って足ばたばたしたかった!!

黛先生の悲壮な劇伴と、岡田茉莉子の陰鬱な独白と、あまりにも素っ頓狂な演出と、いったいゼンタイどういう気持ちでみたらいいのかわからなくて、すごく、すごくうろたえた。これはとんだ珍映画なのではないか?とにもかくにも、日本のオジサマ・山村聡の新境地!(岡田茉莉子の脱ぎ散らしたパンプスをしぶしぶ片付ける山村聡のおかしきことよ)岡田茉莉子のいらつくほどのアホさ!そんなふたりのクライマックスの電話のやりとり!アー、面くらい!!!(山村聡、アンタもアホだわ!)そしてロケ使いの多さも特徴的。銀座の街を東野英治郎と大疾走、京都のあの店はまさしく志る幸、それから田村高廣との御所デート、京阪電車がまだ川端通の地上を走っていたころの車窓、などなど。あの時代、俳優を登場させてのあのようなロケの多さ(しかも街中)というのは、なかなかないのでは・・・?とにかく、驚きに驚き、なんなの〜〜!?となっていたら、終わった、、!わたし、置いてけぼりよ!でも嫌いじゃないです。

ヒロイン岡田茉莉子のスタイリングは、もちろんキャーキャーなりながら見たよ!ヒョウ柄のワンピースに、鮮やかなグリーンのアンサンブル、ヘッドドレス、レースのグローブ、そしていちばんおしゃれさに度肝を抜かれたのが、黄色い着物の帯まわり!(しかもそでなしの羽織付き!)ああ、図解できないのがもどかしい。銀座の女画商という役柄もあって、スタイルブックが一冊できちゃいそうなバリエーション。しかし岡田茉莉子、首筋のきれいなことよなあ。着物もあれきっと補正なしだと思うのだけど、いかにも昭和という着付けが本当にお似合いだった。

とはいえ、男と女が出会って、恋に落ちない、というのは映画にならない。という友だちの論は本当なのかも、と思わざるを得なかった。悔しい。

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